将棋について教えてください!
ちなみに私は将棋歴3日なのでほとんどなにもわかりません。
お願いします!!
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将棋とは、ある定められたルールにおいて
相手側の王将をいかにして詰めることが出来るのかを競うゲームです。
また、チェスと違って盤上から消えた駒が再び出現するため
変化や分岐手順も多く難解なパズル?といった方が分かり易いかも知れません。
ゲームの流れとしましては、
序盤 ~ 作戦と方針の決定と自陣の整備が主となります。
相手の陣形に注意しながら互角の体制を築きましょう。
絵画で説明しますとテーマの決定と下書きにあたります。
中盤 ~ ついに開戦です。いかにして敵陣に迫るかがポイントです。
飛車角銀桂の攻撃で敵陣を突破しましょう。
絵画ですと仕上げ。色の濃淡や明暗で技術を尽くします。
終盤 ~ 文字通り終局です。先に相手の王将を詰めた者が勝ちとなります。
速度重視の攻めと技術が要求される場面です。
絵画で説明すると、駆け引き商談で利益を得る??ことかな?
序盤の心得
まず使ってみたい戦法を決めてみましょう。
相手の指し手によっては採用不可の戦法もあるのでそのための保険も用意します。
盤と駒を実際に動かしてプロの先生方の指し手を並べてみましょう。
すると、歩や金銀の動きにある一定の決まった動きがあることに気付く筈です。
角不交換において金は角筋に当たらない位置に、銀は角の筋に居ます。
これは厳しい角の攻めに対して銀がもっとも有効に受けることが出来るからです。
そういった件も含めて手順と流れを掴むことが上達の近道になると思います。
中盤の心得
攻めの手筋を覚えましょう。
特に歩の手筋は大切です。叩き、継ぎ歩、垂らしはマスターしたいですね。
また、将棋にも格言みたいなものが存在します。意外と役に立ちます。
終盤の心得
王将を詰みに導くためには技術が必要です。
王手の連続で攻めるよりも包囲して詰めることを意識しましょう。
練習としましては詰め将棋になってしまいますね。
大切なのは、まず考えてみること。正解不正解は関係ありません。
もし詰め将棋の問題が不正解であったならば、
盤と駒を実際に動かして正解手順を何度も何度も指してみてください。
指し手の流れとリズムがとても重要です。感覚として覚えるのです。
右脳に映像として記憶され、実践において直感で見えるようになります。
追記
・少し難しいかも知れませんが参考の棋譜を。△先手▲後手
・実際に並べて駒を動かしてみましょう。
矢倉戦
△7六歩▲8四歩△6八銀▲3四歩△7七銀▲6二銀△5六歩▲5四歩
△4八銀▲4二銀△5八金右▲3二金△6六歩▲4一玉△6七金▲7四歩
△7八金▲5二金△6九玉▲3三銀△7九角▲3一角△3六歩▲4四歩
△3七銀▲6四角△6八角▲4三金右△7九玉▲3一玉△8八玉▲8五歩
△1六歩▲2二玉△2六歩
角交換銀
△7六歩▲8四歩△2六歩▲8五歩△2五歩▲3二金△7七角▲3四歩
△8八銀▲7七角成△同銀▲2二銀△7八金▲3三銀△3八銀▲6二銀
△3六歩▲7四歩△3七銀▲7三銀△1六歩▲9四歩△4六銀▲9五歩
△3五歩▲同歩△同銀▲8六歩△同歩▲8五歩△2四歩▲同歩
△同銀▲同銀△同飛▲2三歩△2八飛▲8六歩△8四歩
急戦石田
△7六歩▲3四歩△2六歩▲3五歩△2五歩▲3二飛△4八銀▲3六歩
△同歩▲8八角成△同銀▲5五角△3七銀▲3六飛△4六角▲3七飛成
△5五角▲2八竜△同角▲2七飛△3八金▲2六飛成△1八角
参考格言
・矢倉には継ぎ歩攻め、美濃囲いには端攻め。~囲いには弱点があるのです。
・中合いに妙手あり。~高度な受けの技術です。
・歩越し銀は歩で受けよ。~一般的な考え方です。
・香車は下段から打て。桂馬は控えて打て。~駒の長所を活かす方法です。
・桂馬の高跳び歩の餌食。~後退出来ない桂馬の戒めです。
・銀は千鳥に使え。~斜めに使うと前進と後退が自由ですよという意味です。
・相手の守りの金は斜めに誘え。~斜めに動くと元の位置に戻るのに2手掛かる。
・金なし将棋に受け手なし。~金は守りの要であり、金打ちは止めの基本です。
・金底の歩、岩より硬し。~少し大袈裟かも。
・大駒は近づけて受けよ。~成ってない角と飛車は近づけた方が受け易い。
・遠見の角に好手あり。~上の逆バージョン。受けにくいのです。
・竜は敵陣に、馬は自陣。~駒の実力が最大限に発揮できる場所。
・両取り逃げるべからず。~局面によりますが損を防げないなら他の有効手を指せ。
・敵の打ちたい所に打て。~高度な技術です。
・寄せは駒の損得より速度。~終盤の心得です。
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