将棋の指し手は無限?
将棋は、初手から最終手、玉が詰んでしまうまで、
実にいくつの指し手が考えられるんでしょうか・・・?(どれだけ分岐するのでしょうか?)
あまりにも多すぎて無限にあるのでは?と思ったりもします。
わかりにくい文章かもしれませんが、よろしくお願いします・・・
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まず前提問題として千日手・持将棋を考慮(引分で終了とすること)するかしないかが問題となります。
考慮するのでしたら、有限で間違いありません(と言っても他の回答者さん達が言っているように途方も無い数字になりますが)。
考慮しないとすると次に「将棋の結論(先手、後手共に初手からの最善手を見つけること。要するに将棋の神様が二人いたとしてその二人が対局した時の棋譜)」をどう予想するかで質問の答えが変わってきます。
結論が先手勝ち・後手勝ちであったならば有限となります。
勝敗がつくのですから、そこまでの指し手で考えられる分岐までの有限ということです。
ところが、引分が結論だったとすると質問者さん御懸念の通り、将棋の指し手は無限ということになります。
そして、その将棋の結論ですが先手勝ちだと考えている人がおそらく一番多いですが、引分(千日手、持将棋)・後手勝ちだと考える人も相当数います。
かの羽生先生も最近の週間将棋のインタビューで、将棋の結論が「昔は先手勝ちだと思っていたが、最近は引分なんではないかと思うようになってきた」と言っています。
ちなみに将棋は結論が出ていません(結論が出たらそれはある意味将棋というゲームの終了を意味しますが)。
それどころかチェスもコンピューターが人間に勝ったと一時期騒がれましたが、コンピューターの本来の目的であるチェスの結論までには辿り着いていません。
将棋はチェスより分岐が格段に多いゲームです。
将棋の結論が出ることは、当分の間ないでしょう。
そういう意味でも、結論が仮に有限であったとしても今の我々にとっては無限に近いですよね。
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千日手も含め、無限ではありません。
一説によれば将棋の平均手数が約120手、一つの局面における可能な指し手の平均が80手強であることから、10の240乗であると言われています。
もちろん途方もない数であることには変わりありませんが。
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一般的に、プログラムの話をするとき、将棋の一局の手数は10の220乗程度といわれていたと思います。
ちなみに、囲碁のほうが多く、えっと、たしか10の300乗以上(350くらいだったかな・・・?)といわれています。
まあ、無限といっても問題のない数ですね。
(局面が進まない手をたくさんさせばとかいろいろあるでしょうが。)
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指し手は無限です。
1手目の可能性として、差し手は王が3箇所、飛が6箇所、角は0箇所、金2枚で6箇所
銀2枚で4箇所、桂は角は0箇所、香2枚で2箇所、歩が9枚で9箇所で30通り。
2手目の可能性としても同じく30通り。
たった2手だけでも900通りになります。
論外の手も含まれますが・・・
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