将棋棋譜鑑定お願いします。 http://sky.geocities.jp/zampamman/kif-1.html

将棋棋譜鑑定お願いします。

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先手の棒銀に対する受けが拙く、終盤戦は駒得が影響して後手必勝の形です。但し先手の▲8七歩に匹敵する悪手を後手もやってます。それが△7七角成。これで先手の7筋に歩が立つことになり▲7九歩などと粘られかねないところ。そもそも手駒がなくて困っている先手に駒を与える構想が緩みで、6七に打った銀が▲4一銀の割り打ちとなって返ってきています。△7七角成では△3九銀▲1七玉△1五歩▲同歩△2四桂で勝負ありでした。先手は遮二無二手を作るしかないですが、後手は穴熊の固さを利して一気に攻め切るか受け倒すかを選べ、それが手をブレさせています。▲8二歩なんていかにも玉から遠い苦し紛れに挨拶する必要性はありません。その意味で△8九竜も疑問で、代わりにここから△1六桂▲1八玉△1七歩▲同玉△2五桂打▲同歩△同桂▲2七玉△2六香▲同玉△1七銀▲2五玉△2六飛▲3四玉△3三金▲3五玉△2四金までの詰みがありました。数を生かした並べ詰めながら長手数で詰め将棋的な相駒や手筋もありますのでこれがわかったら自慢していいと思います。(手順中△1七歩に▲2九玉は△2七香▲同銀△1八銀▲同銀△同歩成▲同玉△1七歩△同玉△2五桂打▲同歩△同桂▲2六玉△1七銀▲2五玉△2七飛▲1六玉△2六飛成。また△2五同桂に▲2七玉は▲4九馬です)

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全部並べてみました。



序盤の駒組みの手順に双方問題が多いことは目をつぶるとして、先手は棒銀受けの基本ができていないようなので、中盤の入り口あたりで飛車銀交換となって、既に将棋は終わってしまいました。

棋力でいえば先手は10級、後手は甘く見て5～6級くらいでしょうか。