将棋の棋譜検討をお願いします。
将棋クラブ24で12級のものです。(やっと昇級できました)
棋戦:レーティング対局室
先手:11級の方
後手:私
まず、43手目の局面はどうでしょうか?
馬を作られたので、急いで攻めましたが、この後の攻めが重かったでしょうか?他に良い攻めスジはありましたでしょうか?
87手目あたりでは、入玉を防げる気がしなかったので諦めムードでした。
悪かった点の指摘をよろしくお願いします。
▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲7六歩 △2二銀
▲6六歩 △3二金 ▲6八銀 △6二銀 ▲5六歩 △6四歩
▲7七銀 △6三銀 ▲5八金右 △5四銀 ▲6七金 △4一玉
▲6八玉 △5二金 ▲7八玉 △6二飛 ▲5八金 △7四歩
▲7九角 △9四歩 ▲4八銀 △7三桂 ▲2四歩 △同 歩
▲同 角 △同 角 ▲同 飛 △2三歩 ▲2八飛 △9五歩
▲5七銀 △8五桂 ▲8八銀 △3三角 ▲7三角 △6一飛
▲8二角成 △6五歩 ▲同 歩 △同 銀 ▲6四歩 △6六歩
▲6八金引 △9六歩 ▲同 歩 △同 香 ▲同 香 △9八歩
▲8六歩 △9九歩成 ▲同 銀 △6七歩成 ▲同 金右 △9九角成
▲8五歩 △6六銀打 ▲7七桂 △6七銀成 ▲同 玉 △5四銀
▲7二銀 △5一飛 ▲6六香 △8六金 ▲6三歩成 △7七金
▲同 金 △6三銀 ▲同 香成 △同 金 ▲同 銀成 △6五桂
▲6六銀 △7七桂成 ▲同 銀 △5七金 ▲6六玉 △5六金
▲同 玉 △7七馬 ▲6五玉 △5四銀 ▲7四玉 △6三銀
▲同 玉 △6一銀 ▲7四玉 △8六馬 ▲9三香成 △5二飛
▲6三銀 △8二飛 ▲同 成香 △3九角 ▲2六飛 △9三角成
▲7三銀 △2四香 ▲5六飛 △2九香成 ▲9一飛 △9二歩
▲6一飛成
まで109手で先手の勝ち
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87手目はチャンスでしたね
持ち駒豊富で飛車も手に入りそうなので、「詰みがあるかも!」と一気にいきたいところです
▲52金△同飛車▲同成り銀△同玉、ここで▲62金から詰みがありそうです
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まず、43手目の局面は明らかに後手不利です。先手の馬が強力すぎます。32手目に▽2四同角と角交換に応じたのが失敗で、ここは▽4四角と交わして断固角交換を拒否して角の利きを先手陣に効かせたいところです。後手は2筋は▽2二銀▽3二金と2枚で守っているので、それで先手からどうという攻めはありません。▽4四角には先手も▲4六角として後手の攻めを牽制しようとしますが、後手は2筋を謝らずに強く▽2六歩として先手の飛車先歩交換を逆用するのが面白い狙いです。将来金銀が入れば2七に打ち込んで飛車が死ぬ形なので先手はなんとかしなければなりません。▲4六角では▲1五角とした方が優りますが、ともかく角交換が大失敗なのです。続く34手目の▽2三歩も弱すぎます。ここは歩を打つ必要がないところ。▽2七歩と垂らす。▲同飛なら▽4九角で一丁上がり。▲6八金寄とするなら▽3八角で後手有利です。だから前言を翻すけど、実は角交換は無くも無かったのだ。相手の飛車が躍り出てきたら、謝ろうとばかり考えずに、よっしゃーチャンスだ。鴨が葱しょってやって来た!と考えなければなりません。▽2二銀▽3二金の構えは最強に手堅い構えです。だから、ここは謝る必要など全然ない。
本譜は馬を作られてしまって、44手目以降は無理でも何でも攻めるしかない局面です。厳密に言えば無理攻めだったのですが、
▲9六同香(53)が悪手で(正解は▲9八歩)▽9九角成(60)となって少し元気が出てきました。
しかし直後の▽6六銀打が芋筋の攻め。歩で良いところに銀を打って勝てる道理はない。もっとも歩が無いが。ここは一手緩めて▽9八馬として次ぎに▽7六銀の摺り込みを狙います。それでも後手不利に変わりは無いけど、こうすれば先手もどう受けたものか悩むはずです。本譜はここからは大差になってしまいましたので省略。今回はここまで!
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