将棋って、スパコンがどんなに発達しても、ＰＣ対天才棋士なら、人間が勝つものな...

将棋って、スパコンがどんなに発達しても、ＰＣ対天才棋士なら、人間が勝つものなんですか？


うちの将棋が大好きなお爺ちゃんが、どんなにコンピューターが発達しても確率の計算速度が速くなるだけだから、将棋や囲碁は人間様には絶対かなわないってよく言います。



実際、そうなんでしょうか？



ただうちのお爺ちゃんは、ノートパソコンのオマケ将棋ソフトには負けてますが…

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うーん、まずお爺様の見解は半分当たりで半分はずれとでも言っておきましょうか。



コンピュータの発達『のみ』によって、将棋や19路盤の囲碁で一流棋士に勝つのは確かに不可能だと思います。

単純な局面検索だけでこれらのゲームに勝とうとするなら、将棋は約10^220手、囲碁は10^360手読む必要があります。(10^nは10のn乗、例えば10^220は1の後に0が220個付く数)

これはさすがに数が大き過ぎ、例えば現時点で最高のスパコンを以てすれば1秒間に20兆手検索できますが、その程度では将棋の検索を終えるのに10^200年かかるということです。

今後コンピュータが大幅に進歩してこれが仮に10^100年になったところで、事実上永遠の時間がかかることに大差ありません。

実際には全局面を検索するほどのスペックはなくとも人間には勝てるかもしれませんが、やはり読みの量が膨大すぎることは変わらないと思います。



しかし、実際にはいずれコンピュータは最強の人間に勝てると目されています。

これは、コンピュータが『ソフトウェア』の面でも進歩するからです。

要するに、初心者に駒得の形勢判断や両取りを教えるような感覚で、全局面検索以外の方法で将棋を勝利に導く方法をコンピュータに教えてやればいいわけです。

現在では、棋譜を入力されるたびにコンピュータが自動で評価関数を決定するbonanza methodが主流となり、注目されています。

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じーちゃんが生きている間は人間様が勝つでいいんじゃないか？



近い将来、量子コンピュータが実用化されるかもしれないし、画期的な将棋ソフトができるかもしれない。



じーちゃんにいい夢を持たせてあげましょう

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最初は、私もそう思っていましたが（棋士が負けることはない）、どうも

近い将来は、ＰＣのほうが上をいきそうですね。



ケツの穴の小さい米長連盟会長は、将棋ソフトと棋士が公の場で

勝手にネットで対局することを禁止しました。



逆に言えば、それだけＰＣの力が上がってきているからで

当の連盟がそれを認めいるのです。

（棋士が将棋ソフトにコロコロ負けだすと、権威にかかわるため）



ちなみに、私も東大将棋６というソフトを私も持っていますが

平ではほとんど勝てません（＾＾；

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そう有りたいけれど、



夢はどんどん破られて行きます



スパコンが発達すれば、後は使い方のソフトの向上ですね、



どんなスパコンでも、ソフトが良くなければ能力は発揮できない



そしてこのソフト改良は一人の天才プログラマーによりあっさりと壁が突き破られて来たのです。

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丸山流(歩を一切突かず、1枚の歩を2枚以上の駒で守る形)の発見により、対PC将棋では「筋良く」指さなければ、楽に勝てるということが証明されました。例えば、居飛車で４八銀や３八銀と指さないようなやり方です。

評価関数の導入、「深く狭い読み」から「浅く広い読み」への切り替えなどで格段にそのレベルを上げたPC将棋でしたが、単なる読みで解決出来たりそれっぽい形(ジャンル分けするなら相矢倉だな、みたいな)の局面でなければ、仕掛けに関しては棒銀しか知らない幼稚園児にも劣る大局観だと分かったのです。

なりふり構わず指せば負けることはありません。しかしプロは消極的な棋譜を残したくもないし、残す訳にもいきません。

PC将棋が人間に勝てるのは、あくまで「人間のお手伝い」があってこそ。終盤がいくら強くても姑息でしかありません。

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残念ですが、将棋は、いずれコンピュータが人間を上回ると思われます。



持ち駒が使えるので、変化は豊富で、人間を上回るまではまだまだ時間はかかると思いますが、さいころの目で勝敗がつくといったような偶然が関わるゲームではないので、計算方法がきちんと確立されれば、人間は勝てなくなります。





最近、清水女流棋士が、専用にチューニングされたコンピュータにまけていますし、今の市販されている将棋ソフトは、アマ５段以上といわれているので、勝てるアマは限られいる状況です。

そういった状況からも、コンピュータが人間を上回るのは時間の問題かもしれませんね。

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それは、間違いです。

確かに取った駒を再利用できるのは大きいですが、場合の数が単に増えただけに過ぎません。

現に、将棋に関していえば、プロに近いレベルまで到達しています。将棋に関しては、人間を越えるのも時間の問題であることは断言できます。囲碁はまだまだ遠いですが、将棋同様、運要素を必要としないので、これもいつかは勝てなくなるでしょう。



相手からとった駒を使えるから、人間には勝てないというのは古い考えです。近年のコンピュータの活躍ぶりを見れば明瞭でしょう。

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そうですよ。



なぜ人間が勝てるかといいますと、相手からとった駒を使えるからなんです。



だからチェスに関していえば、人間はコンピューターには勝てないんです。