将棋で、立石流の破り方を、出来れば詳しく棋譜で教えてください。

将棋で、立石流の破り方を、出来れば詳しく棋譜で教えてください。

|||

こんばんは。

破り方というか、何故、プロ棋士があまり指さなくなったか理由が、詳しく書いてある本は知っています。

勝又清和著作の「消えた戦法の謎｣という本です。

バッチリ対策が載っています。

ご一読下さい。

|||

別に立石流がなくなったわけではありません。単純に３三角戦法が流行っているから指されていないだけです。

３三角戦法の変化で立石流の変化があります。手順を示しますと▲７六歩△３四歩▲２六歩△３三角▲同角成△同桂

▲６八玉△３二金▲４八銀△４四歩▲５六歩△４五歩▲７八玉△４二飛▲５七銀△３五歩。という手順です。これがプロでも結構指されている手順です。以下先手は△３五歩に▲７七角と立石流封じの角を打ちます。普通の立石流は飛車を浮く前にこの角を打って、２筋を交換してから桂頭を攻めるのが対策です。しかし３三角戦法の場合の立石流は▲７七角に対して△４三金！と上がるてがあります。以前はこの▲７七角打があるので３三角戦法からの立石流も無理と言われていましたが、窪田六段がこの△４三金と上がる手を発見して、再復活しました。△４三金に▲２五歩は△３四金と上がれば飛車先交換を防げます。その為の金上がりです。結果的にこれと言った対策はありませんでしたが、普通の立石流には先程も書きました飛車を浮く前に▲７七角と打てば有利に局面を持っていけます。

|||

５七角と打って、３五の歩を取りにいきます。