将棋の質問です。居飛車、振り飛車の本をただ漫然と買ってしまいます。これで上達...

将棋の質問です。居飛車、振り飛車の本をただ漫然と買ってしまいます。これで上達は望めるでしょうか？

自分は将棋が好きな高校一年生で、将棋倶楽部24での棋力は8～9級程度です。



今年の初め、居飛車を指したい！と強く思って居飛車の本を2冊買いましたが中々勝てないとすぐ諦め、

今度は石田流三間飛車、ノーマル三間飛車の本を買い三間飛車を学ぶことを決意しました。



しかし、三間飛車も勝率は悪くないのですがマンネリしてきて今度は藤井猛九段の「相振り飛車を指しこなす本」

を買おうとしています。



・今は相振りのことについて学びたいと強く思っている。

・しかし、いつものようにすぐ他の戦法に向かうかもしれないので迷っている。



果たしてこれで棋力は上昇するでしょうか？

自分はこれではオールラウンダーになるどころかどっちつかずの万年低・中級者になるのではないかと感じています。

勝手ですが「どっちずかずの者が立て直す」方法に関してアドバイスをお願いしたいですm(_ _)m

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うーん、その気持ちわかります！



私も将棋を始めたころは、すべての戦法をマスターしてやろうと意気込んで、気がついたら定跡書の山ができました（笑）

結局みんな中途半端で終わるんですよね。で、また次の本を探してしまう。



この悪循環から抜け出すためには、まず「本に頼って将棋を指す」という気持ち・姿勢を改めることが絶対条件です。

「自分はこの戦法を指したい。そのためにはこの本をマスターしなければ、指せない」と思って、本を買う。

なにからなにまで「この変化はどう指すの？」「この対策は？」とすぐに既存の知識に、まるでグーぐるで検索するように、飛びついてしまうようになる。

こうなってしまうと、将棋はまるで「教科書どおりにやらされているもの」になってしまいます。





私の経験上、本で学んだ知識そのものが、自分の血肉になっているかといえば、ぜんぜんそんなことはありません。自分の将棋を作っているのは、実戦で（偶然）経験し、それを反省し、また実戦でためし、の繰り返しから得られた知識です。



考え方を変えれば、すごく気持ちが楽になります。将棋の情報量はあまりに膨大で、すべてをマスターしてる人なんて存在していません。だから、自分は目の前の一冊を、マイペースでじっくり勉強すればいいのです。別に、本をしっかりマスターしようがしまいが、自分の将棋そのものにはさして影響しない。実戦だけやるのもなんだし、まあ空き時間を有効に使ってみるか、くらいの気持ちでいいと思うのです。



実戦の力を作るのは、実戦しかない、と私は思っています。実戦でつけた力こそ、本当の自分の力だと思っています。

そして、実戦で思う存分負けて構わないのです。負けを受け入れて初めて、自分を冷静に見つめられるようになります。

そのうえで、限られた人生・限られた時間の中で、自分にできる努力、例えば定跡書を読んでみる、棋譜を並べてみる、詰め将棋を解いてみる・・。なんでもいいですが、そういう努力ができ、かつ、それを少しずつでもこつこつ続けられる人が、最終的に強くなるのではないでしょうか。



最後になりましたが、試しに相振り飛車を、本も何も頼らずに、一度実戦で指してみてください。何も頼るものがないと、逆に自分の最高の知恵を引き出せます。それが、本当のあなたの力です。その力、自分の長所・短所を客観的にしっかり認識した上で、本を読んでもっと勉強しようと思ったとき、本を読んでみてください。



本は、あくまであなたの尻尾にくっついてくるものに過ぎません。

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定跡書を買って、それで急に勝てるわけがありません。

また、だらだらと読んでいてもダメです。



大切なのは、手の流れだけでも覚え、

それを実戦で試して工夫していく「努力」です。

そして終局したら内容を振りかえっていかなければ棋力はあまり上がりません。



また初心者はひとつの戦法に的をしぼり研究したほうが良い、というのが

一般的な考え方です。



お粗末な回答でしたが参考にどうぞ。

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私は２４で四段の学生です。

早く上達が望みたいならば、ひとつの戦法を極めてどんな形で来られても互角以上に戦えるようになるのがいいと思います。

ただし、いろいろな戦法を覚えれば将棋の幅が広がりますし大いに楽しめると思いますよ。

大事なのはたくさん指すことです。そうすれば一番得意な戦法が見つかるでしょう。