将棋 棋譜鑑定
棋譜鑑定お願いします。こちらの先手番です。
初手から
▲7六歩▽3四歩▲6六歩▽3五歩▲6八銀▽3二飛▲6七銀▽3六歩
▲同歩▽同飛▲7七角▽1四歩▲8八飛▽3三桂▲2八銀▽3四飛
▲5八金左▽2四歩▲4六歩▽2五歩▲4七金▽1五歩▲3七銀▽3五歩
▲3八金▽6二王▲8六歩▽7二王▲8五歩▽5二金左▲6五歩▽8二王
▲5六銀▽7二金▲9六歩▽9四歩▲4九玉▽9二香▲3九玉▽9一王
▲2八玉▽8二銀▲6六角▽6二金左▲7七桂▽2四飛▲3六歩▽4五桂
▲2二角成▽3七桂成▲同金上▽2二銀▲6六角打▽4四銀▲3五歩▽同銀
▲8四歩▽同歩▲3四歩▽3六歩▲同金直▽同銀▲同金▽4四角
▲同角▽同歩▲7五桂▽3四飛▲3五歩▽2四飛▲5一角打▽3三歩
▲6二角成▽同金▲8四飛▽8三歩▲同桂成▽同銀▲同飛成▽8二金
▲8八竜▽7一桂▲8四歩▽4五歩▲5一銀▽7二金左▲6二金▽6九角
▲7二金▽同金▲6一銀▽8二金▲7二金▽8七金▲3八竜▽8四飛
▲8五歩▽2四飛▲6二銀不成▽7七金▲7一銀不成▽9三角▲8二銀成▽同角
▲8三桂▽投了
この将棋なのですが後手の手を咎めるにはどうすれば良かったのでしょうか。
48手目▽4五桂から先手劣勢になったのですが、ここからはどのようにして最善を尽くすのが良かったのでしょうか。
先手が悪い勝ったところもご指摘していただけないでしょうか。
よろしくお願い致します。
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▲6五歩(31)は時期尚早です。▽6四歩は考えにくいので何時でも伸ばせる歩です。▽3一銀型は角に紐をつけて何時でも▽4五桂の飛び蹴りを狙っている形なので、こんなに早く突く必要がありません。ここは玉を移動させたり、9筋を伸ばしたり、いくらでも指したい手があるので、もう少し後手の出方を見るところです。
▲2八玉(41)は反って危険地帯に近づいています。相振りでは▲3九玉の方が安全な場合があります。この場合▲5七歩型なので▲2八玉は一手の価値がありません。例えば▽4五桂▲2二角成▽3七桂成▲1一馬▽3八成桂▲同玉と進んで角桂香と金銀の交換になれば先手有利です。ところが▲2八玉は▽3七桂成が王手になってしまいます。これが危険地帯に近づくということです。▽3六桂も▽2六飛も王手になってしまう当たりのきつい位置が2八です。
▲3五歩(55)銀を呼び込んで悪手です。▲4五歩▽3六歩▲同金上▽3五歩▲3七金引▽3三銀引▲3八玉で先手優勢です。▲3八玉は▽4九角を消した玉寄りで持ち桂を攻めにつかう準備です。
▲7五桂(67)は力を溜めて「煮るなり焼くなり好きにしろ」と居直った手。▽2六歩▲同歩▽4九角なら先手不利だったでしょう。ところがここから後手は悪手連発。先手の猛追で逆転勝ちの一局。
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