将棋の対局で記録係が付く付かないの境目はどこになるのでしょうか?
また付かない場合の棋譜はどうやって記録するのでしょうか?
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将棋のプロ(男女とも)の場合は、暇人先生の御回答の通り、全ての対局に記録係りが付きます。
非公式戦、イベントの席上対局も付きます。
アマの場合、連盟主催または共催もしくは後援の全国大会では、連盟にお金を払えば、奨励会員が記録係りに付きます。
1局1万円くらいだったと思います。
大抵は、地方新聞社の依頼のようです。(記者を派遣するより安い)
両対局者の依頼や許可があれば、記録係りに立候補してもいいらしいです。(無料奉仕ですが)
埼玉の小島一宏さんから、そのへんの話を聞いたので、かならず棋譜用紙を10通ほど持参するようにしています。
土岐田先生と高橋治男さんの対局の棋譜を頼まれ、対局後コピーを差し上げたこともありました。
笠井友貴さんの対局の棋譜を勝手に取って、差し上げたこともありました。
尚、対局に記録が付かない場合で、棋譜が必要な場合は大会後に対局者が棋譜を作成します。
日本棋院の対局では、必ず記録係りが付くのは、挑戦手合・挑戦者決定リーグ・本戦トーナメントです。
ただし、リーグ入りや本戦入りの一局が新聞掲載される場合は記録係りが付きます。
また、名誉称号資格者の対局には、必ず記録が付きます。
では、一般の予選の棋譜はどうするのかと言うと、勝ったほうの棋士が作成して提出することになっています。
ただし罰則とかがあるわけではないので、勝ち負けの判子だけ押して帰ってしまう先生が多いようです。
白丸に(中)なら中押し勝ち、白丸に(1.5)なら1目半勝ち。
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プロの対局なら、全部、つきます。
アマの対局は、大会によって違うと思います。
準決勝から記録係がつく場合と決勝だけとあります。
例えば、100人参加するアマ大会。
全部の対局に記録係がついたら、25人必要になります。
その経費はどうするのか?
記録係は、各大会で、1人、多くて2人です。
アマの大会、全局に記録係をつけるのは無理な話しです。
かと言って、予選から、高校野球の甲子園のように1局ずつやれば決勝まで何日かかるか?
ですから、普通は、決勝だけ記録係がつく事になります。
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>付かない場合の棋譜はどうやって記録するのでしょうか?
疑問はごもっともです。なので、プロの場合は全ての対局に記録係がつきます。基本的には奨励会員が記録の役割を担いますが、女流棋士なども記録係を務めることがあります。
アマの場合は大会によってまちまちだと思います。以前全国大会で、選手が自身で記録をつける方法を試みたこともありましたが、やっぱり不評だったみたいですねw
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