2012年3月20日火曜日

将棋の王と玉ですが、 玉手とは言わず王手といいますね。 また、王様といい玉様と...

将棋の王と玉ですが、

玉手とは言わず王手といいますね。

また、王様といい玉様とはいいません。

なのになぜ、NHK杯とかの棋譜読み上げで

○○ぎょくといい○○おうと言わないのですか。

今日NHK杯を見てて疑問に思いました。

よろしくお教えください。


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最初、将棋には玉将しかありませんでした。

これは、金・銀・桂・香の駒が宝物に由来することと同じです。

その後、先手後手を区別する便宜から、「玉」と「王」を使い分けるようになりました。

いっぽう、王と玉は同じ働きのことから「王手」「玉手」といった両方の言葉は不要なので、

「王様」、「王手」などの「王」の言葉だけが使われています。

(これはkingの駒を持つチェスの影響ということもあります)

なお、駒の動きの読み上げでは、昔のまま両方とも「玉」と言うことがあります。

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